でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

天体ビジュアルガイド

天体写真を撮るにあたり、事前に観測予定の天体を選んだり、また、撮影後の画像をレタッチして仕上げる際に色やコントラストの完成イメージの参考にしたりするのによさそうな本を見つけた。→メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド

これまでは、現地でプラネタリウム系のアプリを使い、その時点で観測できそうな天体を探すというやり方をとっていたが、機材が増え、安定して運用できるようになってきたので、事前に観測予定の天体を調べ、よさげな焦点距離の鏡筒を選ぶとかして効率よく観測したいと考えていた。実は最近、ステラーナビゲータも購入していたのだが、昭和生まれのおやじには紙媒体の安心感が重要だ。

運用としては、ビジュアルガイドで見え方やサイズ(視野角)を確認し、ステラナビゲータでスケジュールを決めるという感じ。

具体的には、その日見たい天体と使う鏡筒を調べてOneNoteに貼り付けたものを作成、出発前に携帯にダウンロードしておけば現場でも確認できる。

OneNoteに観測予定の天体の出没グラフを並べておくとわかりやすい

あとはトラブルがなければ予定に沿って順次撮影していく。

5/16にいつもの観測地へ。この日は快晴で一晩中観測できた。

天の川もだいぶ高くなってきた

前回に比べると気温も上がり、観測しやすい季節になってきた。

M81,82に再チャレンジ。ガイドが安定したので強めに強調できた。

初挑戦のM95。暗いので露光時間がまだまだ足りない。

再挑戦のM101。ノイズが多く黒レベルを下げてごまかしている。

初挑戦のM20。これぐらい明るいと後処理も楽。

同じM20をBORGで撮影。気温が上がってくると冷却カメラのメリット大。

初挑戦のM8。テレコン無しでもよかったかも...

事前に計画していくと効率よく撮影できてよかった。これから気温が上がっていくので冷却カメラがもう一台ほしいところ...

PENTAX k-S2+アストロトレーサー

おしまい。