今回はアンドロメダ銀河に接近した12P/Pons-Brooks(ポンス・ブルックス)彗星を狙ってみた。事前にステラナビゲータで確認してみたが、アンドロメダ銀河との2ショットを撮るためにはBORG55FLでは収まらず、100mm程度の望遠レンズでとる必要があるようなので、今回はカメラの望遠レンズで撮影することに。
天気予報は晴れの予報だったが日没直前に雲が広がってきた。今回の観測地は見晴らしは良いがそれでも20:00には彗星が沈んでしまうため、観測できる時間は非常に短い。
結局、雲が途切れないまま彗星は沈んでしまったが雲の切れ目で薄雲越しに何とか撮影には成功。
ちょっと残念な結果だったので、近日中に天気の良い日があればもう一度挑戦したい。
この後、天気は良くなり、普段使わない広角レンズなのでオリオン座を撮ってみた。
バーナードループが写ったのは良いが、星像がちょっとおかしい。
中心はましだが、周辺に行くほど、明るい星の周辺に羽が生えたような光が出ている。多くの内部レンズがあるためゴーストが発生しているのだろうか。カメラレンズで天体撮影をするのは今回が初めてなのでよくわかっていないのだが、絞りを少し絞ったほうが良いのだろうか?現場で気づいていれば実験できたのだが...これだけ広い画角も面白いので、また今度調べてみたいと思う。
→其の2へ続く
おしまい。