でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

AZ-GTi故障→修理→買い替え→やっぱり追加購入

小型鏡筒用の赤道儀として長らく活躍してきたAZ-GTiが故障してしまい、修理を試みたが復活できず、結局買い替えに至ったという経緯を記す...

 

不具合が発生したのは2023年11月、症状としては赤緯軸が高速動作時に異音がしてほとんど動かず、低速時は正常に動くというもの。

とりあえず分解してみてギア類等の機械的な部分の外観をチェックしたが特に問題は見つからず。

外観には異常は見つからず

電気的な故障の可能性が高まったので、絞り込みのため赤経赤緯の配線をつなぎ替えてみたところ、症状が赤経軸側に移った。これにより基板側は問題がなくその先のモータ/エンコーダ側に問題が絞れた。

原因はここに絞られた

さらに故障部分がモーターとエンコーダのどちらかを切り分けるため、この2つを分解し、赤経側のものと交換して確認したところ、症状はモーターについてきたのでモータの不具合ということが確定。

不具合がモーターにあることは判ったが、分解の時に誤ってエンコーダホイールを破損してしまったので、この部分の修理もしなければならなくなった。

エンコーダホイールを誤って破損してしまった。細かい部品で非常に脆い。

まずはエンコーダホイールは3Dプリンタで複製。歯がとても小さいので印刷条件の調整にかなり苦労した。

破損したエンコーダホイールを3Dプリンタで複製

モータは普通のDCブラシモータのようなのでとりあえず分解してみた。

接点の汚れが原因か?

コミュテータとブラシ付近に黒い粉が沢山付着しており、接触不良が疑われる。ブラシも摩耗があるようだが問題になるレベルかどうかは判断がつかず。とりあえず清掃だけして組み立てることにした。

コミュテータ、ブラシ周辺を清掃して再組立て

再組立てして動作確認したが、残念ながら症状は変わらず。次の手段としてはブラシの研磨、モータそのものの交換という選択肢になるが、モーターは減速ギアとエンコーダがセットになった特殊なものらしく市販品は見つけられなかった。ここで赤道儀がないまま新月期が近づいてきたのでAZ-GTiの修理は一旦保留して代替え機を購入。

購入したのは同じSky-Watcher製のStarAdventurerGTi。

代替え機としてStarAdventurerGTi(左)を購入。微動装置も含めるとAZ-GTiとほぼ同サイズ。極軸望遠鏡もついていて非常にコンパクト。

インターフェースもほぼ同等

意外と両者はサイズ的にほぼ変わらず、インターフェース類もほぼ同等。制御ソフトやASCOMドライバも同じものが使えるので置き換えが容易というのが選定の理由。AZ-GTiはコンパクトでよかったが、StarAdventurerGTiは極軸望遠鏡や微動装置もついてこのサイズというのはなかなか良くできている。

ということで、その後故障したAZ-GTiは放置されたままStarAdventurerGTiを1年近く運用してきたが、眼視で経緯台モードのAZ-GTiを使いたいということもあり、結局AZ-GTiを追加購入。故障した古いAZ-GTiは部品取り用に...

修理を断念してAZ-GTiを追加購入

EQ6Rに付属していたハンドコントローラを変換ケーブルを自作してAZ-GTiに接続できるようにした。眼視の時はスマホより物理的なコントローラのほうが扱いやすい。これで寒い冬場も手袋をして操作できるようになった。

ハンドコントローラを接続。有線接続は安心できる。

スマホアプリにWiFi接続して確認したが、初期状態では経緯台モードのみ有効だったのでファームウエアを更新して赤道儀化も行っておいた。

購入時点ではファームはV3.36。このままでは経緯台でしか使えない。

SkyWatcherのサポートページからファームウエアをダウンロードするのだが、何故か同じバージョンが2つ上がっている。同じものだと思うが赤道儀モードの説明が書かれている下のリンクを選択。

同じバージョンのファームが2つ?同じものと思われるが下のものを選択。

ハンドコントローラがつながっているので、ハンドコントローラ経由の有線接続でファームウエアを書き換えた。

無事、バージョンアップ完了。

コンパクトな眼視セット完成!

電池で動作できるので外部電源も不要のお手軽経緯台が完成。AZ-GTiの本来の使い方ってこれだよね~...


おしまい。