2024年の初観測に行ってきた。
この日の鏡筒は、BORG89ED、BORG107FL、EdgeHD800の3セット。赤道儀もいつもの...と言いたいところだが、昨年末にAZ-GTiが故障してしまい、替わりにStarAdventurerGTiを投入。(この辺の経緯は別途...)
天気は快晴だがAM1:00頃から曇り始めるらしいとのこと。
まずはBORG107FLから。
勾玉星雲は構図が悪くしっぽ(?)の部分が切れてしまった。この2つはすぐ隣同士に位置しており、レデューサーをつけて2つ同時に狙ってもよかった。
最後はM35。すでに雲が出始めていたが撮れるところまでということで総露光時間は少な目。
EdgeHD800の結果
3時間を超える露光を行ったが、対象が非常に暗いためノイズまみれの結果に。これは難しい...銀河自体は大きく、うまく撮影できれば見ごたえのある写真になりそうだが...再挑戦したい。
続いてSH2-274 メデューサ星雲。こちらも暗いという情報から長時間露光するつもりだったが曇って途中で終了。一応、画像処理してみたがノイズが多い。2時間程度は露光したいところ。
BORG89EDの結果
新しいStarAdventurerGTiに乗せて撮影を行った。新しい赤道儀は使用するソフトがAZ-GTiと同じSynscanアプリなので、これまでの環境そのままで問題なく動作した。また、こちらは有線接続なので安心感も高い。
StarAdventurerGTiの追尾性能はなかなか高いようで、この日はガイドエラー無し。
かもめ星雲はきれいに撮れた。やはり露光時間は偉大だ。たっぷり露光できた写真は後処理も楽で無理な処理の必要もない。
バラ星雲は途中で時間切れ。それでも1時間露光したのでよく映っている。
初運用のStarAdventurerGTiは使い勝手も精度もなかなかよさそう。今後が楽しみ。
おしまい。