今回のターゲットはIC4592・青い馬頭星雲。さそり座のハサミ(?)付近にある反射星雲。
2日使って60枚撮影した。いつものように、PixinsightでGraXpert→WBPP→SPCC→BXT→HT→CT→NXTと処理してできた結果がこちら。
薄曇りの影響で見事にソフトフォーカスがかかった画像になった。最近は撮像した写真は基本的に全てWBPPに突っ込んで、ガイドエラーや飛行機、流星はWBPPの処理で弾いてもらっていたが、薄雲の影響はうまく排除できないようだ。PixinsightにはBlinkという選別に便利なツールがあるのでこれを使って目視・手動で使用する画像を選別することにした。
選別の結果、60枚中使用できそうな画像は46枚に。これを改めてWBPPに突っ込んで処理した結果がこちら。
私のカメラ/フィルターの組み合わせでは青い色はあまり出ないようなので、それほど青くない馬頭星雲となった。この結果を見ると、画像によっては、全てWBPP任せではなく手動である程度の選別をしたほうがよさそうだ。或いは、WBPPのパラメータ設定でこういった選別も自動でできるようになるのかも...時間があれば調査してみたい。
おしまい。