今回はLBN406(笑うドクロ星雲)に挑戦。非常に淡いということで、1晩この対象のみに絞って撮影してみた。久々に新月期に快晴が重なり、張り切って明るいうちに準備を済ませ、少し早い夕食を食べながら日没を待った。
こちらも淡い対象なので1晩かけて撮影する。
BORG55FLで撮影したLBN406
確かに淡く、撮影中は対象が視野内に入っているのかどうかも確認が難しいほど暗い。帰宅後の現像処理も、カブリ補正や分子雲をあぶり出すのに非常に苦労した。
BORG107FLで撮影したLBN406
EdgeHD800では、昨年は露光時間不足だったNGC4038,4039アンテナ銀河に再挑戦。
NGC4038、NGC4039 アンテナ銀河
アンテナ銀河はあまり高度が上がらず、AM1:00頃には山陰に沈んでしまい思ったほど露光時間が稼げず。しかし昨年より露光時間が増えたのでノイズが減り、アンテナ部分が良く見えるようになった。高度が低く、大気分散の影響による色ずれが出ていたので手作業で修正した。
アンテナ銀河が早めに沈んでしまったので、夜明けまでの残り時間でM20を撮影。
M20 EdgeHD800直焦点では少し窮屈
各鏡筒で1晩に1対象撮影するのであれば、3鏡筒でもかなり空き時間ができるので、BORG45EDでの眼視とSeestarS50での電子観望も楽しんだ。
前々日にも撮影に出かけていたのだが機材トラブルで1セットしか撮影でなかった結果がこちら。へび座の散光星雲SH2-36を撮影
へびつかい座 SH2-36, SH2-33
IC4592 青い馬頭星雲
おしまい