Seestar S50のソフトがバージョンアップされ、惑星観測用に”Planetary Mode”が追加されたので早速試してみた。
Seestarアプリのバージョンはv1.12.0。この手前のバージョンでは”隠しproモード”があり、露光時間の変更、ディザリング等が選べたらしいが、今回のバージョンでは使えなくなっていた。
今回の観測は街灯が眩しい自宅前...
Planetary Modeは輝度の調整範囲が低い方へ広げられたもののようだ。手動で輝度を落としていくことで木星の縞模様が見えるようになった。輝度自動だと飽和してしまうが、周辺の惑星が見えるようになる。
続いて土星を観測してみる。
キャプチャした静止画だと「一応、シルエットはわかるね...」という感じだが、現場で動画で見ると見栄えは良く「結構見えるやん!」という印象。元々Seestarは写真撮影より現場での電子観望に合っていると思うので、このレベルであれば土星。木星の観望が十分楽しめると感じた。
Seestarはオールインワンでハードウエアは更新できないが、ソフトウエアの更新で機能アップできるのはとても楽しみ。メーカーも結構な頻度で更新してくれているようなので今後も期待したい。
おしまい