EdgeHD800+Skywatcher EQ6Rのセットで最近ガイドが安定しなくなった原因調査の続き...
調子が悪くなった時期が、ガイド鏡を新しくしたころと一致している。不調のガイド鏡はSV106+QHY5III485C
鏡筒の固定強度がちょっと気になる方式だが、この辺りも確認する。
まずはガイド鏡をカメラごと別のセットに変えてみる。
この状態でしばらくガイドした結果がこちら。
?この時点でガイドのばらつきが大きい。新ガイド鏡の影響ではなさそう。こうなるとあとはガイド鏡マウント、鏡筒マウント、赤道儀までの機械的なぐらつきの有無が疑わしい。新ガイド鏡に戻してガイドグラフを撮ってみたが、やはり先ほどと大差はない。
手で触った見たところ特に緩みやがたつきは感じないので、ネジ関係を一通り増し締めしてみた。やや緩そうだったのがレールバーの固定ネジ。あとはファインダー鏡筒のピント調整用のヘリコイドに固定ネジがあったのでしっかり固定しておいた。
レールバーの固定ネジがやや緩かった。ここが一番怪しい。
SV102鏡筒には沢山のネジがある。一通り増し締めしておいた。
この状態で再びガイドグラフを確認。
だいぶ良くなった気がする。自宅前での確認はこのくらいで完了とした。
撤収前、ちょうど木星が天頂付近にあったので確認したところ、ちょうど大赤班が見えるタイミングだったので撮像。
この日はなかなか良く見え、ピントが合わせやすかった。
ガニメデが通過中だったので連続撮影してアニメーションにしてみた。
ガイドの安定性がどうなったかは、11月の観測会で確認する。
おしまい。