最近、複数の機材で天体撮影するようになり、当然機材も複数揃えることになったが、現状はオートガイド用カメラが2台しかないため、3セット目はMGENオートガイダーを使うことになる。MGENオートガイダーはデジカメのシャッターコントロールが可能なので、デジカメを使う分には問題ないが、機材の都合でCMOSカメラと組み合わせて使いたい場面が増えてきた。ネットで調べるとMGEN用のASCOMドライバがあり、これを使えばPC、CMOSカメラと連携可能らしいことが判り試してみた。
まずはASCOMドライバを入手。入手先はここ→MGEN.APP
撮影制御ソフトはN.I.N.A.を使う。
ASCOMドライバをインストールするとN.I.N.A.のガイダー選択メニューにMGENが現れる。
どうやら、[MGEN] ⇔ [PHD2+ガイドカメラ]という関係にみえる。
嬉しいことに過去機種のMGEN(MGEN-2)も選べるらしい。後ほど試してみる。MGEN-3を選択して接続ボタンを押すとあっさり接続された。
接続されるとNINAの画面にMGENの画面と操作キーが現れ、ここからMGENの操作も可能になるので以降はMGEN本体を触らなくて済む。あとはPHD2の時と同様にシーケンスでオートガイド/ディザリングを有効にして撮像すると自動でガイダーが制御され撮像される。ガイドグラフもPC上に表示される。ガイドの開始、停止、ディザリング動作はN.I.N.A.から制御されるようだが、キャリブレーションの制御がどのタイミングで誰が主導して行っているのか今イチわからず。動作を見ているとシーケンスの初めにMGENが判断して必要ならオートキャリブレーションしているように見える。いずれにしても上手く連携して動いているようで、あまりに簡単で拍子抜けした。
続いて旧機種のMGEN(MGEN-2)も試してみる。
こちらもあっさり繋がった。最近めっきり出番が少なくなっていたMGENもまた活躍できそう。
おしまい。