でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

ビクセン・ワイヤレスユニット購入

発売後しばらく品薄が続いていたビクセンのワイヤレスユニットをなんとか昨年末にゲットしていたが、いろいろ忙しくて最近まで放置していた。STARBOOK-TENとケーブルが不要になり機材の削減になればと考えていたが、車で出かけるときには多少機材が多くても苦にならないため優先順位が下がっていた(←買わなくても良かった?)

天体撮影環境もようやく落ち着いてきたので、この度めでたくデビューとなった。今回の環境としては以下の通り。

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赤道儀:SX-2

鏡筒:BORG107FL+マルチフラットナー

カメラ:ASI2600MC Pro

ガイドカメラ:QHY5III174C

ガイド鏡:BORG25

撮影ソフト:NINA

ガイドソフト:PHD2

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今までSTARBOOK-TENを使っていた代わりにワイヤレスユニットに入れ替えただけの構成。NINAで制御するため、ワイヤレスユニットのASCOMドライバのダウンロードとインストールを行った。(まだベータ版というのが気になるが...)

 → ASCOMドライバー ワイヤレスユニット用アップデート情報 | ビクセン Vixen

現在位置や時刻の設定が自動でできるので、アライメントまではスマホのアプリで済ませてからNINAに接続した。特に動作に問題は無く目的の星の自動導入・試し撮りまで終わったので本撮像を開始してしばらく放置していたら、いつの間にかNINAが落ちてしまっていた。もう一度再起動して同様に本撮像を再開したが、やはり数枚撮像したところでNINAが落ちてしまった。ワイヤレスユニット以外はこれまで実績のある構成なのでとりあえずSTARBOOK-TENに戻して再開してみたところ、問題なく撮像ができた。原因は不明だが、やはりワイヤレスユニットとASCOMドライバあたりが怪しい...今のところあまり深追いはせず、ASCOMドライバが更新されたらまた試してみたい。

ワイヤレスユニット+NINAで、落ちるまでの数フレームで撮ったNGC6995

IC5146まゆ星雲。BORG107FLでは焦点距離不足でした...

IC5070 ペリカン星雲。どう見るとペリカンなんだろう...?

 

もう1セットはこちら

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赤道儀:AZ-GTi

鏡筒:BORG55FL+reducer

カメラ:ASI294MC

ガイドカメラ:MGEN-3

ガイド鏡:KowaLM100JC

撮影ソフト:NINA

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こちらは既に何度も使っている実績のあるセットだが、今回撮影後のデータを見てみるとディザリングができていないことが発覚。NINAの設定でディザリングを有効にしていたはずだが原因は今のところ不明。NINA側の問題なのかMGEN-3の問題なのか、MGEN-3とNINAの連携はどのように制御されているのかよくわかっていないのでこの機会にしっかり理解しておきたい。今回は途中で撮像対象が南中して鏡筒反転したため、コンポジット結果に大きな影響はなかったが、次回の撮影までに自宅前で動作確認しておく必要がある。

NINAでフレーミング設定、導入中

 

NGC7000 北アメリカ星雲

PixInsightのAnnotateImageで自動で名前が入る。おもしろい!

 

本日はここまで。

過去の写真→ star - Google ドライブ

 

おしまい。