以前、馬頭星雲を撮影した際に発生したゴーストについて、カメラ直前に入れたCBPフィルタの影響だろうとの予測から、フィルタの位置を主レンズの前に移動して効果確認してみた。本当は同じ鏡筒とカメラでフィルタ位置の違いによる効果を確認したかったが、今回はZTF彗星の撮影がメインだったので、ZTF彗星の撮影前の限られた時間しかなかったためフィルタ移動後のみ撮影。
まずは問題のゴーストの写真
フィルタ位置について
これまではカメラ(イメージセンサ)のすぐ手前
今回は鏡筒最先端
効果確認
ζ星周辺、その他にもゴーストは無さそう。
次はBORG107FLで、イメージセンサの直前に光害カットフィルタを装着して撮影したもの。ζ星のように極端に明るい星が無いため目立たないが、ゴーストは出てはいる。やはり反射の大きいフィルタを内部に取り付けると色々問題がありそうだが、口径の大きな鏡筒では仕方ないところ。
ちなみにEQ6R赤道儀は相変わらず調子が良くオートガイドも好調。
SX2赤道儀の方は、N.I.N.A.を試験的に導入してテスト中。珍しくMGEN3に対応しているとのことだったので試してみたがディザリングもうまく動いているようで使えそう。まだ使い慣れていないところもあるが落ち着いたら備忘録代わりにブログにでもまとめてみたい
おしまい。