MGEN-3の新機能プレートソルバーをようやく現場投入した。
使用した赤道儀は数年ぶりに押し入れから引っ張り出したAP赤道儀。
AP赤道儀は軽量コンパクト、オートガイダー対応でとても便利なのだが、自動導入機能が無いため出番が無くなっていた。今回、MGEN-3にプレートソルバー機能が追加されたため、赤経/赤緯座標を使えばAP赤道儀でも目標の天体を簡単に導入できるのではと期待して今回の出番となった。
事前にエミュレータで動作確認していたので、現場では特にトラブルなくプレートソルブは順調に動作。
鏡筒の方向の移動に応じて、ほぼリアルタイムでRA、DEC座標が表示される。目標の天体の座標が判ればその座標が表示される方向に鏡筒を移動すれば導入が完了する。
目標の天体の座標を調べるのに何らかのプラネタリウムアプリが必要なので、この辺りの連携が自動導入に比べるとやや面倒ではあるが、座標さえわかれば非常に正確な目盛還を備えた赤道儀となる。
今回は天体の座標を調べるのにスマホのSky safariアプリを使用したが、座標さえわかれば何でもよいし、事前に自宅で観測予定の天体の座標をメモしていっても良い。MGEN-3のプレートソルバーが想定通りの運用ができたことでAP赤道儀の出番が増えそうである。
※内容がほぼ被るが、動画も作ってみた→
この日の成果
以下は別の日に大筒で撮影
おしまい。