11月の天体写真撮影の傍ら、ZV-E1とinsta360ONE RSを使って流星撮影を行った。といっても、どちらも撮影状態にして放置していただけだが...
ZV-E1はビデオ撮影モードで、insta360ONE RSはスターラプスモードで、どちらも外部にモバイルバッテリーをつなげば一晩中撮影できた。今回は流星群の時期ではなかったがたくさんの流星と比較的大きな流星も捉えることができた。
この日最大の流星がこちら(フレームレート1/10秒/ISO12800)
流星痕も見えとても見ごたえがある。肉眼で見なかったのが悔やまれる。
上の写真は動画から流星が写った場面を切り出して比較明合成を行ったが、この流星のようにゆっくり流れるものはいいのだが、早く流れる流星ではフレーム間に隙間ができて点線になってしまう。
フレーム間に隙間ができてしまうのは防ぎようがないのか...
続いてinsta360ONEの結果。
こちらはあとから気付いたのだが、カメラの設置方法が良くなかった。上の画像は当日撮影した全フレームの比較明合成画像だが、真ん中に筋が入っているのはフロントカメラとリアカメラの境界線である。insta360は前後2つの魚眼カメラの画像を合成して360°画像を得るのだが、2つのカメラの境界は画像処理で合わせ目が目立たないように合成してくれる。しかし、星空のような目印が少ない画像だと合わせ目がうまく合成しきれないようでこのように境界が目立ってしまう。
1つのカメラで180度以上の画角があるのだから、できるだけ境界が撮りたい対象から外れるように設置すべきだった。
今年はふたご座流星群が好条件らしいので、好天を祈りつつ撮影の準備をしておこう。
おしまい。