でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

ZV-E1で星景/流星撮影を試す

物欲が止まらない今日この頃...技術力、知識の乏しさを金にものを言わせて補おうとする持病が発症。ということでSONY ZV-E1を購入した。

ZV-E1とSIGMA 20mmF1.4DG DN

 

フルサイズのカメラは初めてなのでレンズ(SIGMA 20mmF1.4DG DN)も併せて購入。主な目的は星景写真と流星の撮影。これまではPentax K-70+アストロトレーサを使ってきたが、K-70は天体撮影に駆り出されることが多く、星景撮影専用カメラが欲しかったというのもあり、久々にデジカメを追加購入することにした。とくにK-70では感度不足で全く使えなかった星空の動画撮影について、期待しながら初撮影を行った。まずは軽く天体撮影の現場を撮影。

天体撮影中のBORG107FL

この日は3セットで撮影。HD800、BORG45EDⅡ

さすがF1.4の明るいレンズだけあり綺麗に映る。次に天の川をバックにISO800・15秒露光で1枚撮り。15秒でも天の川がよく写る。

ISO800・15秒露光、1枚撮り

次は同じISO800・15秒露光したものをSequatorを使い背景固定で5枚スタックし階調を調整したものが以下。

ISO800・15秒×5枚コンポジット

こういった写真がK-70+アストロトレーサーに比べ非常に簡単に撮れてしまうのに驚いた。高価な機材だけのことはある。これなら星景写真に赤道儀は不要だろう。

続いて動画撮影を試してみた(下記にアップした)

www.youtube.com

動画でもZV-E1の感度の高さに驚く結果となった。特に驚いたのが人工衛星がかなり映ること。人工衛星ってこんなにたくさん飛んでいるんや...

タイムラプスと違ってインターバル期間が無いため、流星の取りこぼしは無くなる。(但し、撮影後の確認で見落とすという可能性は残る)

1時間程度の動画を撮影し、写っていた流星は5個(←見落としが無ければ)

流星①

流星②

流星③

流星④

流星⑤

流星群の時期ではないので1時間に5個というのは妥当なところだろう。ちなみに、動画から流星を見つけるのに目視では大変なので、rnaさんのSimpleMeteorDetectorを使わせていただいた。

rna.hatenablog.com

Pythonは使ったことが無かったのでまだ手探り状態だが、流星検出の精度を上げるためパラメータの理解や処理内容の理解ができるようになっておきたい。この機会にPythonの勉強もしておこうと思う。

 

おしまい。