でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

レデューサのバックフォーカスの追い込み、網状星雲

以前、BORG107FLに、72FL/90FL専用レデューサー0.72×DGQ【7872】を使用するためにバックフォーカスを大まかに調整していたが、

dendenpu.hatenablog.com

今回はもう少し最適化を図るため、手持ちのパーツでできる範囲で詰めてみた。

【7872】レデューサーはスペーサの組み換えである程度バックフォーカスを調整できる。

フラットナーの各スペーサーのサイズ

前回の実験では、スペーサーを全て装着したものが最も結果がよかったが、ここから前後させた場合を試してみることにする。前回最もよかった距離を[標準]として、手持ちのパーツで前後移動させた結果がこちら。

収差は残るが[標準]が最も良さそうだった。実際に[標準]と[標準]-2mmでM31を撮影した結果がこちら。

[標準]-2mmで撮影。周辺の星像が歪んでいる。

[標準]で撮影。歪は残るが-2mmより改善。

手持ちのパーツの組み合わせではこれが最善。この先は他の市販スペーサーや自作スペーサーが必要になってくるが、そう悪くもないのでしばらくはこの状態で運用する予定。

 

バックフォーカスの実験中、裏で放置状態で網状星雲を撮影。露光時間を稼いだつもりだったが、鏡筒の口径が小さい上に、対象が結構暗いのでもっと露光時間が必要らしい。少しノイズが目立つが強めに強調処理してみた。

NGC6992、NGC6960

本日はこの1枚のみ。

写真の原本、過去の写真→ star - Google ドライブ

 

おしまい。