でんでんのブログ

釣り、バイク、キャンピングカー、天体写真など記録を兼ねて...

天体観測

ビクセン・ワイヤレスユニット購入

発売後しばらく品薄が続いていたビクセンのワイヤレスユニットをなんとか昨年末にゲットしていたが、いろいろ忙しくて最近まで放置していた。STARBOOK-TENとケーブルが不要になり機材の削減になればと考えていたが、車で出かけるときには多少機材が多くても…

レデューサのバックフォーカスの追い込み、網状星雲

以前、BORG107FLに、72FL/90FL専用レデューサー0.72×DGQ【7872】を使用するためにバックフォーカスを大まかに調整していたが、 dendenpu.hatenablog.com 今回はもう少し最適化を図るため、手持ちのパーツでできる範囲で詰めてみた。 【7872】レデューサ…

スターリンク衛星

話題のスターリンク衛星を散歩がてら近所の河原で撮影してきた。晴れてはいたが日が長いため20:00近くでもまだ少し明るく、また夕暮れ時に一時的に薄雲が発生したため肉眼ではかろうじて見えたといったところ。幸いカメラにはしっかり映っていた。出現方向を…

海の日の天体観測

無職になってからは、人混みをさけるため土日祝日は家でのんびり過ごすことが多いのだが、世間では連休の7/16,17は久々に新月期と晴天が重なったため、渋滞を避けながら観測地へ出向いた。 絶好の観測日和だが、いつもの通りここは貸し切り。 明るいうちに機…

各種補正レンズのバックフォーカス確認

以前、マルチフラットナーのバックフォーカスがあっていないという事故(?)があり、メーカー推奨値に合わせることで事なきを得たことがあった。 dendenpu.hatenablog.com 梅雨の時期で天体写真撮影に出かけられない暇な時間を利用し、各種補正レンズのバック…

ISSの撮影に再挑戦

今回はISSの撮影に挑戦してきた。以前にも撮影を試みたことがあり、今回は2回目の挑戦となる。前回は望遠レンズ付きカメラで撮影を試みたが結果は惨敗。一応、三脚を持って行ったのだが、練習に飛行機を撮ろうとして視野に入れるのが困難であったため手持ち…

冷却カメラの振動対策

最近、Facebookの投稿でZWOの冷却カメラで冷却用ファンの振動で画質劣化するという投稿を見て調査&対策をしてみた。あいにくの梅雨の時期で実際の振動の影響の確認ができないまま、対策部材が先に届いてしまったので確認実験無しに作業を開始。 まず、手持…

ZV-E1で星景/流星撮影を試す

物欲が止まらない今日この頃...技術力、知識の乏しさを金にものを言わせて補おうとする持病が発症。ということでSONY ZV-E1を購入した。 ZV-E1とSIGMA 20mmF1.4DG DN フルサイズのカメラは初めてなのでレンズ(SIGMA 20mmF1.4DG DN)も併せて購入。主な目的…

AZ-GTiとMGEN-3プレートソルブ

MGEN-3にプレートソルブ機能が追加されてから何度か実運用したが、だいぶ慣れて便利に使えるようになった。当初は自動導入機能の無いAP赤道儀との組み合わせで効果があると考えていたが、自動導入機能のあるAZ-GTiでもとても便利に使えることが判った。まず…

EdgeHD800光軸調整、M101再挑戦

前回の観測時に不注意でEdgeHD800の副鏡に鏡筒カバーをぶつけてしまい、光軸がずれてしまったと思われる症状が出ていたため、M101に出現した超新星の撮影で星像が歪んでしまっていた。下記は前回の光軸ずれで撮影したM101。 今回、梅雨の合間を縫って光軸調…

Sequatorお試し→採用

星景写真用の無料合成ソフトSequatorを試してみた。 普段の星景写真撮影はPentaxのカメラにアストロトレーサーを使い、撮影後はステライメージで階調を調整して完成という流れ。 星景撮影の機材。赤道儀不要で登山やキャンプにも手軽に持っていける いつもの…

話題の超新星2023ixf

回転花火銀河M101に超新星(SN2023ixf)が発見された。超新星が観測できる期間は数週間とか数か月とかまちまちらしいが、明るいうちに観測しておきたいので天気が良くなったところで早速出陣。ちなみに、5/17にM101を撮影していたが、この時にはまだ超新星は…

天体ビジュアルガイド

天体写真を撮るにあたり、事前に観測予定の天体を選んだり、また、撮影後の画像をレタッチして仕上げる際に色やコントラストの完成イメージの参考にしたりするのによさそうな本を見つけた。→メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド メシエ天体&NGC天体ビジュア…

子午線越え前後の安定性について

前回の観測で子午線をまたいで撮影を行ったときにガイドエラーが発生したりガイドが安定しないということがあったが、現象としては2つに分けられる。 (1)子午線を超えて鏡筒を反転したとき、オートガイドが誤動作する (2)子午線の前後でオートガイドの安定性…

ISS撮影に挑戦

5/12は、たまたま上空通過するという情報を耳にしたため、初めてISS(国際宇宙ステーション)を観測しに近所の河原へ行ってきた。あわよくば写真も撮りたいと、手持ちのカメラでは最も望遠が効くCOOLPIX P1000も持参。 事前にステラナビゲータで軌道と時間を…

子午線越えに手こずる

久々に新月期+好天が重なり、こと座流星群の観測も兼ねていつもの観測場所へ。ところが到着直後から薄雲が広がり嫌な予感... テーブルと三脚を出したところで曇り出す... テーブルと三脚だけ出して、様子を見るため早めの夜飯を取って天気の回復を待…

2023こと座流星群タイムラプス

4/22夜は久々に快晴の予報、月齢3日と条件が良く、いつもの観測地へ張り切って出発。 明るいうちに準備完了 今回タイムラプス撮影に使うのは、中古で購入したk-S2。 PENTAX k-S2 この日は雲一つなく日暮れから夜明けまで撮影できたが、やはり明るさが足りな…

MGEN-3プレートソルバー実運用

MGEN-3の新機能プレートソルバーをようやく現場投入した。 使用した赤道儀は数年ぶりに押し入れから引っ張り出したAP赤道儀。 久々のAP赤道儀。ここ数年押し入れで眠っていた。 AP赤道儀は軽量コンパクト、オートガイダー対応でとても便利なのだが、自動導入…

MGEN用ASCOMドライバでCMOSカメラと連携

最近、複数の機材で天体撮影するようになり、当然機材も複数揃えることになったが、現状はオートガイド用カメラが2台しかないため、3セット目はMGENオートガイダーを使うことになる。MGENオートガイダーはデジカメのシャッターコントロールが可能なので、デ…

MGEN-3新機能プレートソルバー導入・実験

いつも利用しているKYOEI大阪さんのWEBページを見ていると、在庫切れであることが多いMGEN-3が珍しく在庫ありになっていたので、何気なく商品ページを見てみると「2023年モデル」となっていることに気付いた。どこが変わったのか確認してみると、なんと”プレ…

マルチフラットナー導入

最近出番が多いBORG107FLは、これまで特に補正レンズは使用していなかったが周辺画像の収差が気になっていたので、この度奮発して購入することにした。すっかりBORG沼にはまり囲い込まれているため、購入したのはBORGマルチフラットナー1.08×DG【7108】。→…

ZTF彗星 まとめ

ZTF彗星が地球最接近を過ぎ、今後はどんどん暗くなるため観測のピークは過ぎたか?ということで、一旦これまでの撮影結果を並べてみた。機材や撮影/画像処理方法など色々試しながらなので単純に比較はできないが、形状や移動速度がかなり変化しているのがわ…

馬頭星雲、オリオン大星雲 ゴースト対策

以前、馬頭星雲を撮影した際に発生したゴーストについて、カメラ直前に入れたCBPフィルタの影響だろうとの予測から、フィルタの位置を主レンズの前に移動して効果確認してみた。本当は同じ鏡筒とカメラでフィルタ位置の違いによる効果を確認したかったが、今…

ZTF彗星 苦戦中

話題のZTF彗星が見ごろを迎え、天気さえよければ出撃しようと準備している。今回、彗星の撮影に初めて挑戦しているが、星雲や銀河の撮影とは違った難しさがわかってきた。とりあえず最初の頃の結果はこんな感じ。 BORG107FLにて撮影 あまり深く考えず、撮れ…

SX2赤道儀の不安定問題解決

新規導入したEQ6R赤道儀の安定した動作に比べ、SX2赤道儀の不安定さが目立つようになり原因調査を行った。不安定の現象としては ・鏡筒移動後、鏡筒が静止せずしばらく揺れている。そのため、オートガイドでディザリング撮影したとき、ディザリング移動後の…

2022年の天体観測締め

2022年は、徹夜で天体観測した後そのままニジマス釣りに行くという強行軍で締めました。 釣り場はこの通りうっすら雪が積もりとても寒い... BORG55FL+AZ-GTi+MGEN3のポータブルセット 霜で機材に氷が付いたが観測は問題なくできた。 プレアデス星団 ア…

Sky-Watcher EQ6R購入~初運用

最近、天体観測に慣れてきて観測時のトラブルも少なくなり、機材の設置や撤収の手際も良くなってきたため、赤道儀を追加導入しサブ機も含めて3機材で運用することを計画。今後のことも考え、現在メインで使用しているビクセンSX2赤道儀と同等以上の積載能力…

AZ-GTi極軸アライメントを使ってみた

最近、サブ赤道儀として活躍中のAZ-GTiはコンパクトでいいのだが、極軸望遠鏡が無いのが欠点。オートガイダーでガイド撮影するとはいえ、少しでも追尾精度は上げておきたい。制御に使っているスマホアプリのSynScanProには極軸アライメント機能があるので試…

しし座流星群(今回も不完全燃焼...)

今年のしし座流星群は活動が低調で、月明りもある厳しい条件とのことだったが、天気が良かったのでいつもの観測地へ出勤。機材は、前回揃えたタイムラプス撮影機材。 撮像条件は、ISO800で露光時間30S。結果は... 明け方まで観測した結果、眼視では6個程…

星空タイムラプス撮影に挑戦

アストロトレーサを使ったタイムラプス動画を作成